さまざまな業界へ広がる新興テクノロジー

今日、新興テクノロジーの発展は目まぐるしく、多くの企業が注目しています。新興テクノロジーは魅力的ですが、ビジネスに適用する上では役立つものでなければ意味がありません。

例えば、企業はどうすれば仮想現実(AR)や拡張現実(MR)でイノベーションを達成することができるでしょうか?ドローンによってどんな付加価値が得られるでしょうか?人工知能(AI)はどうでしょうか?こうした問いに回答を持たなければならないのです。

「AIを採用せずに企業が競争力を維持できるシナリオを考えるのは不可能です」。こう話すのはDXCラボのサム・ジョンストン所長です。

「私たちが研究を始めた分野の1つに、ヒューマノイドがあります。例えば、人々が銀行や保険会社に行って、誰かと面会する必要があるとき、これからはヒューマノイドが対応するようになるでしょう。ヒューマノイドはあなたの回答に基づいてリアルタイムに応答できます」とジョンストンは説明します。

DXCラボは、ビジネスにおいて実用的なリファレンスアーキテクチャやプロトタイプの研究と構築を行うことを目的に設立されました。DXCラボの設立により、DXCテクノロジーは新興テクノロジーをさまざまな業界やサービスに適用し、顧客とのイノベーションに取り入れることができるようになりました。

DXCテクノロジーが構築した有望なプロトタイプの1つに、音声対応の病床アシスタント「アリー」があります。現在の医療現場の課題として、患者からのナースコールに対して、登録看護師による対応が必要なのか、看護アシスタントでも対応できるものなのかをすぐに判別できないという課題があります。

アリーは、患者がナースコールで要請した内容を正確に判別してこの課題に対応し、適切な担当者につなげます。これにより、病院の管理部門は患者のケアの質を維持しつつ、看護スタッフを最適化し、費用を削減することができます。

技術変革は成長のチャンス

DXCラボのアソシエイト・チーフ・テクノロジストであるフィル・マチソンは、次世代の技術イノベーションがもたらすものに大きな期待を寄せています。

「私たちは数年前からドローンに取り組んでいます。機械学習とドローン技術を組み合わせて、ドローンが今目の前で何を見ているのか、リアルタイムで理解できるようにしています」(マチソン)

AIやドローン、脳波のモニタリング、そしてブロックチェーンまで、DXCはパートナーや自社の技術者と協力し、お客様が変革のプロセスを前進していく際に必要となるであろう新興テクノロジーを確実に身につけていきます。

「技術変革は加速しています。この加速に対応する最善の方法は、新興テクノロジーが利用可能になったらすぐに採用することです。そうすることで、変化を糧に組織を成長させることができるのです」とジョンソンは話します。